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エス SHYノベルス

各方面で高評価のこの作品。
小説スキーとしていつかは読まずにはいられず
ようやく手に入り(なかなか在庫が…)読んだのですが
期待通り…といった感じでとても良かったです。

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エス SHYノベルス
英田 サキ (著), 奈良 千春 (イラスト)

警視庁組織犯罪対策第五課、通称「組対5課」の刑事である椎葉は、拳銃の密売情報を得る、言わば拳銃押収のスペシャリストだ。その捜査方法はエス(スパイ)と呼ばれる協力者を使った情報収集活動に重点がおかれている。椎葉は新宿の武闘派暴力団・松倉組に籍をおく男を情報提供者として工作している。ある日、寝起きの椎葉に一本の不明な電話がかかってくる。おまえのエスに気をつけろ、と。劣情と矜持、孤独が交錯する男たちの物語。


英田サキさんの本ですぐに浮かんでくるのは
クリスタルの今宵、天使と杯をです。
その作品も…緻密な取材を感じるなーと。
一気に読み切って何やら考えてしまいました。

で…今回のエスですが…。
とにかく「詳しい」といえばいいのでしょうか
すごく丁寧で…心理描写も素敵。

自分ノベルズは高いので買わないのですが
価値はあるなと感じました。

ってかなんか感想を書くのも気が引けるって感じです。
だって…。自分…。表紙見たとき…。
椎葉を…男らしい方(宗近ね)だと思っていたもん。。
途中までずっと思いこみ「お嬢ちゃん」発言まで気付かなかったという間抜けさ。

ちなみに今のところシリーズ3作出ていて
2作目まで読み終わりました。
自分は2作目の方が好みかな…?
BLを超えた何かを感じました。

あー・・こんな適当でごめんなさい・・・。
何か・・・考えてしまう作品です。
そして読むのに気力も必要だと思いました。
まぁ一度入り込めたらもうあとは…って感じですが。
これから裂罅の読むのですが今からわくわくです。
by syukarin71 | 2006-03-24 20:08 | BL小説レビュー


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