あなたの声を聴きたい  ルチル文庫

テスト明けるまで読まない!!と決めていたはずなのに
やってられっかーという気分になり
かなり分厚い(360Pくらい)この本に手を出しちゃいました。

ちなみにこの本はもともと買う予定になかったんですよね。
初作家は基本的に他所様のレビューを見てからにしています。
で・・・当初はうえださんのルチルの新刊を買う予定だったのですが
間違えてこっちを入れてしまったのです。ショッピングカートに。
SMS入れた後この本を買った人は~ってやつで出てきていたの。

で・・・何か運命めいたものを感じ
あらすじも見ないまま購入しちゃいました。
まぁ街子マドカさんの絵は好きですし。。

e0076112_14265022.jpg
あなたの声を聴きたい
椎崎 夕 街子 マドカ

訳あって中1から祖母と暮らしていた中里亨は、祖母を亡くし一人暮らしの大学生。ある日、宅配バイトの配送先の家で悲鳴を聞き駆けつけたところを、帰宅した早見貴之に早見の祖母・春梅を襲ったと誤解される。春梅の話から誤解も解け、亨は春梅に頼まれ家に通うことに。次第に早見に惹かれ戸惑う亨は、思わず酷いことを言ってしまい…。


分けます。



買って正解でした!!
読み応えもありそしてかなり泣けます。
本ではほとんど泣いたりしない自分もかなりジーンと来たり;
あの母親に信じてもらえないシーンでかなり;

どこかで見たような展開なのにね。。
内縁の夫にいたずらされ・・・家を飛び出し・・・祖母の家に居候・・・
そして一人暮らしになって・・・ひょんなことから~っていう展開は。
でもすごく泣けます。言葉の選び方が上手だからかなー??
ほんと泣かせる書き方をしています・・・。

ばあちゃん思いな亨も良かったです。
早見に対して四苦八苦するシーンには相当感情移入。。
何で早見は最初突き放したんでしょうね??
まぁ防衛策だったのかなぁ。。

緊迫するシーンが連続で
結構気を抜くところがないです。
序盤から飛ばしてくれるなぁ・・・なんて。

そんな中で春梅おばあちゃんは本当に優しくて大好きでした。
結構くら~い話なのですが春梅おばあちゃんでだいぶ和らいでいると思います。
自分は相当のおばあちゃんっ子なので相当心に来ます。。
老人の言葉ってすごい重みがありますよね。いやこれは小説だけど。。
「親は全部わかった気でいて~」
「どっちも譲歩しなければいけない」という家族を説いた台詞には
かなり考えさせられるものがありました。

しっかし向井さんはどうも好きになれません・・・!!
決定打を与えたのは向井さんだし・・・
でもBL小説特有の「やたら理解のある友人」ではないのに好感。
ここまで好きになれないのもすごいなぁ・・・なんて。(何が
でも番外編?で一気に見方が変わりました。
すごい面白い人ですね。本音がすごくわかりづらい人だなぁ。。

後半ちょっと書きたいことが多すぎて
ゴッチャになったかなぁ(自分の読解力が足りないだけ;)と思いました。
母親との絆は6年越しでも変わらないですよね。
そうだよ・・・全部津島が悪いんだよ・・・!!
悪役も立っていて退屈しない小説だと思います。

切ない系泣ける系可哀相系が好きな人にはオススメです。
椎崎 夕さんなかなか良い作家ですね。
これから注目したいです。泣ける本が読みたい時に特に。。
「弟の親友」とかタイトルだけできになるのですが。。
[PR]
by syukarin71 | 2006-11-25 14:47 | BL小説レビュー


<< 堅実に 一人で感動 >>