本番開始5秒前  キャラ文庫

凄まじい勢いで積んでいました;
確か買ったのは11月…遠征の時…。
店で買った数少ない1品(?)です。

んで…今日久々に出して読もうとしたんですが
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こんなに恥ずかしい帯だったっけ…!!
(画像見づらい;「ベッドの上まであと5秒 アダルトLOVE」
今更ながら赤面。いやもっとすごいのありますが…;
無駄にシリアスな雰囲気が漂っている以上余計に…;

本番ってそっちの本番かよ!!みたいね。
ってかそこまでアダルトじゃなかったような…
2回だし…絵師さん好きかもしんない…
口絵のキスシーンの絵に思わずうっとり。

本番開始5秒前 (キャラ文庫)
菱沢 九月 (著)

なんであの人は俺にだけ冷たいんだろう……? 
新人構成作家の幸也は、TV番組の敏腕ディレクター・高澤の下で修業中。けれど、他の仕事相手には穏やかな高澤は、なぜか幸也にだけは無愛想で……。落ち込んだ幸也の相談相手は、大人で頼りがいのあるカメラマン・一光。ところがある日、一光に告白され、キスまでされてしまった!! 
それを知った高澤はなぜか怒り出し、唇を奪ってきて!?


わけまーす。



割と楽しめた作品でした。
菱沢さんの感性自分に合っているのかなぁ。
小説家は懺悔するもかなり楽しめたのですが。

読みにくいようで読みやすかったです。
でも言葉の選び方がうまいというか…体言止めというか…
頭の中に残るんですよね。フィルターの中の中の中の中

相変わらず北陸です。
最初東京が舞台なんかな…?と思い
軽くショックだったのですが
やっぱり舞台が北陸でほっとしました。やはり福井なのかしら。
劇中で富山ではないと言っているし。。
地元が好きでないと書けませんよね~。地元愛っていいものです。
共働きが多い云々のくだりではおーとか思ったり。

この作品は登場人物は主に3人です。受け・攻め・当て馬
心地よいくらいの当て馬っぷりを一光さん(いかり)は発揮してくれます。
主人公モテモテが嫌いな人には微妙かなー。。自分は好きです。
こういう軽くてでも自我を忘れないような人は。
菱沢さんこういうキャラ好きなのか~と思い共感w
大型ネコの話見てみたいです…!!浮気性の大型ネコいいじゃないですか。

まー坦々と進むって感じかな…?
何か起こって悩んで何か起こって悩んで…
キスシーンの連続はないだろ…なんてね。
おいしいところを持っていってくれます。高澤さん。

あと序盤は「好きになれそうにないな~」と思っていた受けの幸也(さくや)ですが
終盤どんどん暗さが出てきて良くなってきます。沈黙の春の話とかでぐぐっときました。
自分に悩んでいたんだな~なんて。処世術っていうのも考えようですよね。
沈黙の春のエピソードとかは何故かジーンと来ました。
これも作者のエピソードなのかしらなんて邪推。

沈黙の春の作者誰だっけ…!!とずーっと考えていました。。
今思いだした。レイチェルカーソンだ。
何でこの人が中学の英語の教科書に出てくるんだろ…。

恋愛の方は実は前から…だったからなぁ。
でもあっけなさすぎる?と思う告白もありっちゃありなのかななんて。
その場の勢いなんだな~と思うと無駄にリアリティ?

あと本当に最後の最後の台詞なんですが

「好きより先があるって知ってるか?」
「先?」
「愛してる、だよ」

の流れが好きです。
シンプルな台詞でどっかで聞き覚えがあるのですが…
でもなんか良いなぁなんて。持ちネタにしようっと。

作中でオープン仕立てのレストランが出てくるのですが
もしかしてこれってあれなのかなぁ…でもイタリアンだっけ…
わかる人にはわかるこのネタ。

菱沢さん好きな人には結構勧められるかな…?
結構思春期じみた台詞が出てきます…v自分は好きだ。
誰が受け入れられるか~的なのはアマゾンのカスタマーレビューに割と同意。
さっくり読めて200Pちょいなので年末に良いですね。(何が)
暴走とか荒れまくり…みたいな描写もないし…。
感覚的な文章受け入れられて当て馬スキーには買いです!!多分…。

あぁ無駄に長くなってしまった。。
キャラ文庫で当て馬有りというと
「甘えたがりなデザイナー」を思い出すんだよなぁ…まぁあれは同僚だったけど。
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by syukarin71 | 2006-12-23 17:55 | BL小説レビュー


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