美しいこと(上) 木原音瀬

吸血鬼を除くと(え?除く必要ない?)
おっそろしく久しぶりの木原さん。
一度書店で買おうかどうか迷った挙句
「誰かの感想を見てから・・・」に決め
そして結局買うことに決めたのですが・・・

面白かった!すっごく面白かった!
ここまで下巻がすぐに読みたい!と思うのは初めてかもです。。
うう・・・この2人は一体どうなるんだ~・・・。

美しいこと(上) (Holly NOVELS) (Holly NOVELS)
木原 音瀬 / / 蒼竜社





あらすじ
松岡洋介は週に一度、美しく女装して街に出かけ、男達の視線を集めて楽しんでいた。ある日、女の姿でナンパされ、散々な目に遭い途方に暮れていた松岡を優しく助けてくれた男がいた。同じ会社で働く、不器用、トロいと評判の冴えない男、寛末だった。女と誤解されたまま寛末と会ううちに、松岡は「好きだ」と告白される。松岡は、女としてもう会わないと決心するが…。







んーと・・・
まあ話の内容に沿ってあれこれ言うのはおいといて・・・。
とにかく・・・木原さんの怖さをみました!
なんていうかね。読んでいて苦しくなるほど・・・。
特に苦しかったのはやはり打ち明けた直後かな?
寛末が優しい人間でなくはっきりものを言える人間なら良いのに・・・なんて思いながら。
だから無茶苦茶な理論を言う松岡が余計に胸に来たし
そしてお互い傷つけ合うだけでしかない行為シーンにはかなり泣けてきました。
「あのとき確認したじゃないか!」という台詞・・・心が痛いです。。
何故か1番印象に残った台詞だったかもなあ。

しっかしまあ・・・
序盤の寛末の純情な感じの描写にはやられました。
これ誰でも恋をするよ!なんて。
だからここら辺見るのすっごく楽しかったなあ。
ちょっとだけ「松岡になりたい」なんて思ったのは内緒で・・・。(なんちゅう感想持っているんだ)
偽装したままの関係・・・は確かにダメだけど
寛末には本当に幸せになってほしくなった。
冴えないけど優しい男ってかなりツボかもしれない・・・。


そして吹っ切れたと思った後がまた辛い。
どうしようもなく好きだとわかっているからこそ・・・
会えませんよね。
微妙な距離感がある2人の会話が;
運転のくだりとかにもハラハラしてしまいました。
果たしてこの2人・・・一体どうなるんでしょ。
発売が楽しみで仕方がありません。
これから買う人は下巻まで待つ・・・っていうのもありかもしれませんよ!

とりあえずまあ下巻のオチを見ていないので
なんとも言えないですが
今のところだとマイベストに匹敵するくらいかも・・・です。
木原さん・・・恐ろしい子っ!

人間のエゴイズムが1番発揮されるのは恋愛・・・なのかなあ。
とにかく下巻が楽しみです。ハッピーエンドでありますように。。
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by syukarin71 | 2007-12-07 21:25 | BL小説レビュー


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