Release

姉がいないと思ってパソ使わせようと思って
姉の部屋に入ったら
そこには自分のブログを見ている姉の姿が・・・!!

いや・・・別に良いけどね・・・別に・・・。

そんな感じで11年前?の作品です。
これが出版されたときって自分は小1ですよ。
なんかすごく不思議な感じがします。
1997年ってそんなに遠くない気はするんですけどね。

月村さんコンプまであと3冊です。
すっごい不評な「家賃」もなんだかんだで買ってしまいました。
砂原さんよりコンプに近づいているって意外な感じがするかも。
まあそれだけ魅力的な作家さんです。

しかしまあレジーテージーはその内ディアプラスで焼き直しされるかもしれないけど
「おとなり」と「ブレッド・ウイナー」は待っていても厳しいだろうなあ。
いつの日か手に入れたい作品ではあります。
古き良き時代の花丸なのかしら?


そんな感じで感想です。



Release
月村 奎 / / 白泉社
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この春、一流大を卒業し有名企業の営業に配属になった安西は、他人に対して極度の接触嫌悪症で営業なんて職種は大の苦手。クラス会で4年ぶりに地元に帰った安西は、二次会で中学時代の同級生・奥村と再会する。彼は、安西のそんな症状の原因になっている忌まわしい過去を知っていた…。他1編を含む新作書き下ろしペインフル・ロマン。






展開についてはテンプレで
先がある程度読めてしまいます。
が、やはりそれでも月村作品。
初期の作品は特にそうなのでしょうか。考えさせられます。

序盤はとてもBLの展開じゃありません。
ある事情により人に触られるのがことがダメで
そしてせっかくエリートコースにのって一流企業に入ったものの
まったく合わなくって会社をやめて田舎に戻って喫茶店を手伝うことになって・・・。

しかも一度女の子と付き合いますからね。
「これはBLか?」と一瞬疑いました。
まあでも割と急展開でBLに発展していきましたが。

攻めも受けも中学校の同級生です。
過去を抱えた2人って良いですよね。
攻めの奥村がツボでした。

やや田舎?って感じの風景描写もきれいで
なんだかスローに流れていくって感じのBLでした。
11年前ですが良いBLは時代が変わっても受け継がれる(?)と思いましたの。

まあしかし・・・
この作品の本当に素晴らしいところは
番外編の「地球最後の日」です。

本編でも出てくる、受けの高校の同級生でもあった女性のお話です。
BLの女性が視点ってこれまで月村さんしか見たことありません。
かつては「エッグスタンド」でありましたね。妹の話が。

これがまあ・・・泣けるんです。

あとがきで月村さんは
不幸には2種類あって
先天的なものと後天的なものがあると。
後者のは「自業自得」ってやつですね。
今回のはそれが描かれています。

多分・・・何度読んでも泣けてしまうかもしれません。
「今日が地球最後の日だと思って、その時に誰といたいと思うか」
なんとなく教訓にしたいかも。
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by syukarin71 | 2008-01-10 22:36 | BL小説レビュー


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