砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない

先日、直木賞を受賞した桜庭一樹さんの出世作とも言える作品です。
ライトノベルから一般作家という道も面白いですよね。
あ、勿論普通の小説です。。自分読んだのはハードカバーの本。挿し絵なし。
だからちょっとショック。。


砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない―A Lollypop or A Bullet
桜庭 一樹 / / 富士見書房







桜庭一樹という作家を知って
とにかくこの本を読んでみたかったのですが
読み終わってから2時間ほどたったのですが
なんだかグズグズしたりメソメソしています。

子供がどれだけ無力であるか。それがわかります。
それでもなお、威力のない砂糖菓子の弾丸を武器に戦います。
自分は人魚だと思いこみ、虐待する父親を愛し続け。
「好きって絶望だよね」
帯に書いてある言葉なのですが、読み終わった後だとズッシリと来ます。

最後の担任の先生の言葉が印象的でした。
戦い続ける兵士だったのですね。

青春暗黒小説と銘打たれているだけあり
どんよりとしてきますが読む価値のある小説です。


・・・なんかアマゾンのレビューみたいだ(苦笑
しかし1ページ目でバッドエンド確定というのにはびっくりしました。
そしてXデイが刻一刻と近づいていく様子には胸のドキドキがたまりませんでした。

まあこの本の小説の真意を理解できたか?と聞かれたら
答えはNoなんですけどね。
でも・・・わかった気でいる?って素敵なことじゃないでしょうか。
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by syukarin71 | 2008-01-21 21:00 | 日常


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