37℃    杉原理生

昨日は祖母の家に泊まりにいったのですが
めちゃめちゃおいしいもの食べまくってお腹壊しました。
ソフトクリームにプリン3つにチーズケーキに果物に・・・。
あーでもそれがまた幸せだったりして。

更にお小遣いまでもらい、帰ってきて本屋に駆け込みました(あれ・・・)
ひょうたさんの不実な男が読みたかったのですが
何故かなかったので密林で注文するとして
ずっと読みたかった杉原さんの本を買いました。

杉原さん・・・あと3日後にはルチルで新刊が出ますよね。


で、この本は、またちょっと違った趣がある作品でした。

10年以上前の関係がもう一度・・・みたいな話です。
劇団員×銀行員。どちらも30代です。
過去の話に戻ったり、よりを戻すだの戻さないだのの話になったり。

これは一人称が「私」で地の文が進行するんですよね。
BLの中ではなんだか珍しい感じもします。
なんだか国語の授業に出てくるような文章・・・っていう印象がありました。
最初はかなり慣れませんが次第に対応することはできました。
でも、この進行に加え、杉原さんは独特の文章の書き方をしているので
はまれば最強なんですが、はまれなかったらすぐに投げちゃう可能性があるかもです。

自分は杉原さん好きなので、かなりワクワクして読めましたが。

しかし・・・この2人の過去の話と再会するまでは好きなんですけど
繋がるところと、繋がってからがどうも納得いかなかったです。
特に妙な「引き」のあるラストは・・・ちょっと何で?と思ったかも。
読後感ってすごく重要だなあと思ってしまいました。

でも、微妙なテンションの受けはすごく好きです。
痛くされないと嫌・・・という性癖はとても面白かった。
後半はなんだか普通の純愛っぽくなってしまったけど。

過去の2人・・・良かったんだけどなあ。
終わりが見えているというのがたまらなかったです。
ちょっと惜しい作品でした。

北畠さんの絵はとても素敵でした。


37℃ (SHY NOVELS 206)
杉原 理生 / / 大洋図書
☆☆☆(3.5)
[PR]
by syukarin71 | 2008-08-15 21:43 | BL小説レビュー


<< お気に入りの挿絵 シリーズ読めない病 >>