茨木さんと京橋君    椹野 道流

リンクを張らせていただいて、昨日の今日であれなんですが
はるさんのところのところで面白そうな企画が。
「棺桶に持っていくとしたら?」だそうです。
割と定番の質問かもしれませんが、記事内(コメントを含め)で紹介されている本が興味深い。

あの・・・ぜんっぜん知らないのですが・笑
それなりに商業小説の場数は踏んでいるはずでしたが
西条公威さんも藤郎花子さんも初めて知りました。
まだまだ世界は広いです・・・・・・。



さて、今日は各地で評判の良いこのシリーズに手をつけてみました。
草間さんの眼鏡キャラの表紙がとっても麗しいです。
なんかエロがあんまりなさそうな感じですが(そう思うの自分だけ?)
ご安心下さい。結構あります。いや、割とラブラブです。

自分、椹野さんはメス花とブライトン・ロック!を読んだだけだったので
椹野さん自身が法医学のお医者さん(?)であることを今日初めて知りました。
だからあんなに医者モノが多かったのですね~。納得。
そしたらなんか俄然他の本も読みたくなっちゃったりして。
ホワイトハートの話はグロいらしいですね!どんな感じなのかしら。

とにかく大満足の1冊でした~!


K医科大学附属病院の耳鼻咽喉科医・京橋は、病院の売店で働く茨木と親しくなる。誰にも話したことのない自分の生い立ちや医者になった理由、そんなプライベートを初めて話した夜、茨木は優しく頭を撫でてくれた。いつしか茨木の笑顔に癒され、彼の手の感触を思い出し、会いたいと思う自分に戸惑うが…。消灯時間も過ぎた病院でひどく落ち込んでいる様子の茨木に、このまま泣かせて欲しいと抱きしめられて。隠れS系売店員×純情耳鼻咽喉科医の院内ラブ!書き下ろしは京橋の頼れる先輩・内科医楢崎にお見合い疑惑!?「いつか似たもの同士…?」

茨木さんと京橋君〈1〉 (二見シャレード文庫)
椹野 道流 / / 二見書房
☆☆☆☆

茨木さんと京橋君2 (二見シャレード文庫)
椹野 道流 / / 二見書房
☆☆☆☆(4.5)







地の文は一人称で進むのですが
まったく気にならなかったです。
自分は一人称がちょっと苦手で、読む前は構えてしまうのですが
こんなにすんなり入れたのは初めてかも。
それくらい、京橋君に感情移入できたのかな~?
まずここで椹野さんの文章の上手さを感じました。

1作目で、くっつきそして・・・ってところで終わりました。
いやあこれは続きが気になっただろうなあ・笑
2作目まで待って正解だったかもしれません。
だから買っていない皆様、今がチャンスですよ!

2作目はある程度まとまったものの
書き下ろし部分に「引き」があってめちゃくちゃ気になるところで終わってしまいました(T0T)
あ~!気になる~!!
このムズムズした感じはシリーズもの特有ですよねえ。


とにかくキャラが魅力的です。
メス花の2人も嫌いではないのですが
「医者」が前面に推されている感じがして
ちょっと読み取りづらかったんですよね~(だから途中放棄・汗)

でも今作はキャラがとっても身近に感じる気がします。
特に、京橋君が可愛くって仕方がありませんv
いやあみんなに愛される気持ちがわかるよ・・・。
楢崎せんせーは・・・まあ・・・あれだし・笑 
まんじの料理もとっても美味しそうだし。

そして、思わずうなってしまったのは
2巻での2人の口喧嘩です。
自分は京橋君の考えにすごく同調して
本当に「そうだそうだ!」と紙面の前でかなり応援してしまいました。

「秘密主義」についてとても興味深い口論がなされています。
多分、茨木さんも悪気はまったくないんだろうなあ。
だからこそ、納得できないんだろうし。
で、仲直りまでの過程には思わず笑っちゃいました。
まんじGJって感じかしらね♪

そして仲直りのあとの行為は・・・格別でした・笑
草間さんの素敵な絵の相乗効果もあり、ムッハーとなってしまいましたよ。


とにかく読みやすくてキャラが魅力的で絵も素敵で
ライトノベルで必要な要素がすべてあるって感じです。
勿論、萌えもありますよ!


「買って良かった」と心から思える小説でした。
どんな人にもオススメしたい作品です!


でもね・・・
シャレード編集部にはガッカリですよ(==;
あ、2巻の話ね。いろいろリニューアルしたんだろうけど・・・。
何でもかんでもエロそうな帯にすればいいって思っているのかな。
作品の良さを帯で潰している感じがしました。だから帯捨てちゃったよ・笑
あと、あらすじでのネタバレも気になったかな~・・・。

・・・旧シャレードのださいけど暖かみのある装丁も良かったのになあ。
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by syukarin71 | 2008-10-02 22:52 | BL小説レビュー


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