リベット   木原音瀬

今日は祖父のお参り?49日まで毎週行くやつ(何ていうんだろ)なので
取り急ぎ・・・。泊まってくるので、また小説いっぱい読もうっと♪


で、昨日の夜に読んだのが
木原さんのリベットです。
まあもうほとんどの人が読んだと思うので言いますが
HIVネタです。このネタでBLを書くって凄まじいですよね。。



初芝公平は、誰にも知られたくない大きな秘密を抱えて暮らしていた。しかし、その悩みと明るく向き合いながら、一人で生きていこうとしていた初芝の心を乱すものがあった。
それは、いつも温かく抱き締めてくれる恋人の由紀と、常に初芝の我が儘を聞いてくれる職場の後輩の乾の存在だった。二人は初芝の心を弱くも強くもする。自分の悩みを告げるべきか、初芝は葛藤するが・・・。



リベット (Holly NOVELS)
木原 音瀬 / / 蒼竜社
☆☆☆







しんどかったです。
テーマはあらかじめ知っていたのですが
感染源を知ったとき、そして陽性反応が出たときを見たときは
耐えきれなくて本を閉じそうになりました。

初芝は報われないです。
そしてそんな初芝にちょっと感情移入しちゃったりして。
八つ当たりするシーンなどは胸に来ました。
それでもなお、初芝を支え続けようとする乾に涙が出そうになったり。

HIVというものの考え方が変わりました。
知識としては知っていても、こういった小説のテーマとして出会うと
また更に違った考えを持ってしまいました。同時に、色々と誓ってしまいました。
だから、この本がBLという1ジャンルの1つの本にとどまっているのはすごい勿体ない気がします。。

この本は、BL本には珍しいですが、
自分の立場に置き換えてみて欲しいな~なんて思います。
もし自分が、初芝の立場だったらとか由紀の立場だったらとか。
そこから考えたことにはきっと価値があるんじゃないかな。


あーでも・・・自分はどうしても阿岸が許せないです。
あの強姦シーンはちょっとトラウマになりそう・・・です。
木原作品の強姦シーンはいつも怖い;;

そしてストーリーの展開としては
初芝が同僚の先生と付き合い始める必要があったのか
激しく疑問です。ただ軽い女ってことを示したかっただけ?

しかしまあこのテーマを書ききった木原さんには感服です。
あと、WELLのときにも思ったのですが
木原×藤田さんコンビは恐ろしすぎます。。


あと、カバー裏の小説を読んでだいぶ救われましたv
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by syukarin71 | 2008-10-03 18:04 | 日常


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