他人同士1~3    秀 香穂里

aya-meさんが前にやっていた腐男子アンケートで
「あなたは眼鏡をかけていますか?」も是非とも質問に入れてほしかったです。
腐男子の眼鏡率は異様な気がするのですがどうなんでしょ。
目の良い人は腐男子にはなれなかったり・・・?笑


さて、他人同士を読み終わりました。
この話は各巻が独立していないので
一気読み推奨です。
2巻とか半分以上が元彼のことっていうのにびっくりした。
でもこういう3巻分を見据えた話・・・とかもっとあっていいと思います。


他人同士 1 (キャラ文庫 し 2-12)
秀 香穂里 / / 徳間書店
☆☆☆(3.5)



最新の流行を扱う大手出版社の情報誌『エイダ』の
編集部に所属する浅田諒一は、自他共に認める敏腕編集者だ。
ドライな恋愛が信条のゲイだけど、家を追い出された年下の
カメラマン・田口暁と、期間限定で同居することに。
仕事相手とは寝ないと決めていたのに、筋肉質で長身の暁は、
諒一が抱きたいタイプそのもの。ある晩、ついに手を出そうとした諒一は、
逆に「俺にだって男が抱けます」と押し倒され……





秀さんの処女作になるんですね。
よく作家のすべては処女作に表われる(?)なんて格言がありますが
これを読んでそうなのかなーと思ってしまいました。
何を書きたいかハッキリしているのが良かったです。
諒一が7年前の思い出から解かれる・・・っていうのが本線なのかな。
たっぷり語られていて、諒一の人となりにちょっと惚れそうです。

文章でいうと3人称の地の文に、気持ちが挿入されるのが多くて
1巻はかなり読みづらかったですが、次第に慣れてきました。
この辺は秀さん自身も上手くなってきた~っていうのもあるのかしら?

そして秀さんお得意のワーキングな描写は特に良かったです。
「くちびる~」や「艶めく~」は、何をモデルにしているか
はっきりわかっちゃって、自分は苦手だったのですが
今回の舞台はすごく面白かった。
架空の雑誌「エイダ」すごく読みたくなりました。
この辺は秀さん自身が雑誌編集に携わっていたというところが大きいのかな。

エロは・・・エロかったです・笑
秀さんってこんな直接的な描写多かったっけ?って思いましたよ。
ぼかしなし!って感じです。

そして、諒一のプライドが邪魔をしてしまう行為は
変わった味付けがあって良かったなあ。
「いつか抱いてやる!」は笑ってもいいところだよね?

メッセージが伝わってくる作品でした。
ただ、当て馬と悪役に対するフォローがないのがちょっと後味悪く感じる・・・かな。
でも作品にとっては必要なことなんですよね。

2巻最後の暁をなぐさめる諒一がすごく好きです。
だから、その後帯に会いにいくのがどうしてもゆるせーん!!
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by syukarin71 | 2008-11-09 18:53 | BL小説レビュー


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