カテゴリ:BL小説レビュー( 128 )

さようなら、と君は手を振った   木原音瀬

昨日は祖母の家に泊まりにいって
この本を読んでいたのですが
「どんな本を読んでいるの?」と祖母に聞かれ超焦りました。
しかも表紙を見られそうになった・・・!!

BL本は表紙はまともなのが割と多いですが
この本は裸2人ですからね・・・ダメでしょー・・・。
帯があるだけまだマシですが、帯を取ったらイヤンな部分が・笑
口絵は割とまともなのになあ。

まあ例の如く小遣いをせびって(・・・)もらってしまったのですが
その小遣いはほとんど本代にあてられることでしょう。。
まあでも・・・こうやって人は教養を深めていくのですよ!うん。

ちなみに、そのあと7才のいとこにも本を読んでいるところを見られ
活字の部分なら大丈夫だろーと思ったら
そのシーンは行為シーンでした(・・・)色々と心臓に悪いです。はい。
いや、だったら出先に持っていくなって話でしょうか・笑


さあすごい前置きが長くなりました。
最近、木原さんのしんどい本が多かったので
さようなら~はまだ甘めかな?なんて思ったり。
エルゴで大筋の話は知っていたので、啓介は続編でもああなのかなと思ったのですが
意外や意外。なんかいい男に成り下がっていました。。
いや、「成り下がる」って表現もどうかと思いますが。



従兄弟の氷見啓介が田舎から上京してきた。なし崩しに面倒を見ることになった誠一は、
アパート探しを手伝いながらも、実は気まずい思いだった。十年前の夏、啓介に心酔した
誠一は、「高校を卒業したら迎えにくる」と約束したまま、戻らなかったのだ。相変わらずの
ダサいメガネ、髪形、服装にうんざりしつつも、誠一は再び欲望のままに啓介を抱くように
なる。しかし啓介は優しく受けとめるだけで…。



さようなら、と君は手を振った (Holly NOVELS)
木原 音瀬 / / 蒼竜社
☆☆☆(3.5)

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by syukarin71 | 2008-10-04 22:51 | BL小説レビュー

茨木さんと京橋君    椹野 道流

リンクを張らせていただいて、昨日の今日であれなんですが
はるさんのところのところで面白そうな企画が。
「棺桶に持っていくとしたら?」だそうです。
割と定番の質問かもしれませんが、記事内(コメントを含め)で紹介されている本が興味深い。

あの・・・ぜんっぜん知らないのですが・笑
それなりに商業小説の場数は踏んでいるはずでしたが
西条公威さんも藤郎花子さんも初めて知りました。
まだまだ世界は広いです・・・・・・。



さて、今日は各地で評判の良いこのシリーズに手をつけてみました。
草間さんの眼鏡キャラの表紙がとっても麗しいです。
なんかエロがあんまりなさそうな感じですが(そう思うの自分だけ?)
ご安心下さい。結構あります。いや、割とラブラブです。

自分、椹野さんはメス花とブライトン・ロック!を読んだだけだったので
椹野さん自身が法医学のお医者さん(?)であることを今日初めて知りました。
だからあんなに医者モノが多かったのですね~。納得。
そしたらなんか俄然他の本も読みたくなっちゃったりして。
ホワイトハートの話はグロいらしいですね!どんな感じなのかしら。

とにかく大満足の1冊でした~!


K医科大学附属病院の耳鼻咽喉科医・京橋は、病院の売店で働く茨木と親しくなる。誰にも話したことのない自分の生い立ちや医者になった理由、そんなプライベートを初めて話した夜、茨木は優しく頭を撫でてくれた。いつしか茨木の笑顔に癒され、彼の手の感触を思い出し、会いたいと思う自分に戸惑うが…。消灯時間も過ぎた病院でひどく落ち込んでいる様子の茨木に、このまま泣かせて欲しいと抱きしめられて。隠れS系売店員×純情耳鼻咽喉科医の院内ラブ!書き下ろしは京橋の頼れる先輩・内科医楢崎にお見合い疑惑!?「いつか似たもの同士…?」

茨木さんと京橋君〈1〉 (二見シャレード文庫)
椹野 道流 / / 二見書房
☆☆☆☆

茨木さんと京橋君2 (二見シャレード文庫)
椹野 道流 / / 二見書房
☆☆☆☆(4.5)

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by syukarin71 | 2008-10-02 22:52 | BL小説レビュー

LOOP   木原音瀬

リアルでチラりと書いたのですが
今日、成績が出て、なんとか目標の評定を達成することができました。
あとはまあ・・・ライバルがいないことを祈るのみです。
2週間後くらいに、ここで「推薦決まりました!」と報告できたらいいな。
決まったら祝って下さい・笑

そして10月なのでトップ絵を変えました。
といっても、だいぶ前のです。自分のパソに埋まっていました。
多分一度もトップ絵にしたことないような気がするのですが。。
絵師様は今は忙しいようで最近連絡取り合ってないですね。

と・・・前置きはここまでにして
読んでしまいました。木原さんLOOP
噂によると、WELL並に地雷要素が強い作品だったそうです。マジかよ!
読んでみて・・・まあ・・・うん・・・キツかったです・・・。
でもWELLほどの嫌悪感はないかな。

萌えを求める作品ではないことは確か。
木原さんだからこそできるなあとつくづく思ってしまいました。



幼い頃から洲脇義国のなかには、”宮澤”という若い男がいた。宮澤は過去に愛した女への未練と想いを昇華できず、現世の自分(洲脇)のなかにとどまっていたのだ。そんなある日、大学で知り合った英一が、宮澤の想い人・文の生まれ変わりであると気づき、宮澤は洲脇に「一ヶ月だけ体を貸してくれ」と頼む。その日から、宮澤は有田英一に執拗につきまといはじめるが・・・・・・。

LOOP (アイス文庫)
木原 音瀬 / / オークラ出版
☆☆☆(3.5)

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by syukarin71 | 2008-10-01 20:41 | BL小説レビュー

セカンド・セレナーデ   木原音瀬

そいえば今日久々に「ちるちる」を覗いてみたら
木原さん特集とか組んでいたんですね。
あのサイトってどこがスポンサーなのかいまいちわからないのですが
こういう良質な企画があれば人も増える気がします。

次は砂原糖子特集もやっていいと思うんですけどね。
いや、そこまでじゃなくでも
「セブンティーンドロップスだけは読め!」的なもの書いてくれないかな。

そんなことは置いていて
某人からお借りしてしまいました。
「セカンド・セレナーデ」
木原さんのデビューノベルズの再版です。
まあ再版したのも絶版になっているんですけど(==;


上述の「ちるちる」では「惨め男ランキング(?)」で
この作品のキャラがあげられていました。

あ・・・うん・・・
惨めでした・笑


セカンド・セレナーデ full complete version (ビーボーイノベルズ)
木原 音瀬 / / ビブロス
☆☆☆☆

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by syukarin71 | 2008-09-30 23:04 | BL小説レビュー

リアルライフゲーム   夜光花

昨日、どっぷり腐海につかったこともあり
今日は朝から「本読みてぇ・・・」とかずっと思っていました。
正しい姿の腐男子だなと思いました。

で、昨日の戦利品の中から
1番最初に手をつけたのがこの作品。
ちょっとあらすじ引用します。

華麗な美貌の道田は、会社の帰宅途中に友人である平良と8年ぶりに再会する。学生時代は平良・達也・翔太の3人で集まり、よくゲームをして遊んでいた。平良は久し振りにみんなで集まってゲームをしようと持ちかけてきた。それは人生ゲームをリアルに行うという平良が作成したゲームだった。ゲームを途中で降りることが出来ないよう契約書を書かされ、いざゲームを開始した4人だったが、シールで隠されているゲームのマスには、とんでもないことが書かれていて――!?

リアルライフゲーム (リンクスロマンス)
夜光 花 / / 幻冬舎コミックス
☆☆(2.5)

腐男子日記史上最大級にえげつない感想(閲覧注意)
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by syukarin71 | 2008-09-29 20:30 | BL小説レビュー

ホタルノカタコイ    真崎ひかる

テストが終わったのも束の間
今度は放課後の講習が始まったりして
あんまりホッとしている暇はありません。
でもまあだいぶ余裕はできましたけど。

とりあえず推薦が決まったとしても
年内はだいぶバタバタしそうです。
推薦決まらなかったら・・・・・・ブログ閉じるかも(==;
一応勉強は続けていますがぜんっぜん危機感がなくてヤヴァイです。

でもまあ・・・今はまだ本を読みたいわ!

ルチルの真崎さんは
淡雪・白雨どっちも楽しかったので
今回も買ってみることにしました。

まあ言ってしまえば安い展開・・・ベッタベタなんですけど
とにかく読みやすくてなかなか満足度は高かったです。
真崎さんだんだんわかってきたかも~!
「すっごい萌える!」とか「すっごい面白い!」って絶賛するほどでもないんだけど
なんとなく読んでいて安心する作家さんって感じがします。牛丼って感じ?(よくわからん)


ホタルノカタコイ (幻冬舎ルチル文庫 ま 2-3)
真崎 ひかる / / 幻冬舎コミックス
☆☆☆(3.5)

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by syukarin71 | 2008-09-18 20:30 | BL小説レビュー

不実な男   久我 有加

劇団員×公務員
年下攻め。

すごいたんたんと何も起こらずに進むって感じでしょうか。
受けが初めての恋をする(別に童貞なわけじゃないけど)くらいしかないような。
まあでも初恋のワクワク感な感じが良かったです。
印象的な言葉もたくさんありました。

可もなく不可もなく。
ディアプラスらしい爽やかな良作じゃないでしょうか。


不実な男 (新書館ディアプラス文庫 (195))
久我 有加 / / 新書館
☆☆☆(3.5)
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by syukarin71 | 2008-08-25 18:06 | BL小説レビュー

硝子の花束    杉原理生

今日は疲れたので日記書かないつもりでしたが・・・。
ていうか半休止しているはずでしたが・・・。
書かざるを得なくなった・笑

読みました。
杉原さん×ハイジさん。


・・・吐きそうになりました。読むの辛かったよ。
もうずっとずっと切ないのです。終始切ないのです!!
死んでしまった兄の恋人(脩君)×大学生(瑛)です。
この2人、実はお隣さんで主人公が幼稚園児のときからの付き合いです。
だから幼馴染みものにも入るのでしょうか。

割とありがちな設定・・・に見えるかもしれません。
兄が死んだ直後、一度関係を結んだ・・・という設定もまた。

だけど、それを究極形にするのが杉原本。
杉原さんの本は復帰してからは全部読みましたが
1番じれったくて1番切なかったです。

現在→過去→現在と進むのですが
この過去の部分はこれまで読んだ本で1番泣きそうになったかも。
キュンキュンではなく、締め付けられるような痛さがありました。吐きそうになった。
だんだんと明かされていく真実と真相。
特に、さらりと突き放す脩君のあの場面はもう読む手が止まりました。
本当にキツかった・・・。読めなくなりそうだった。
現在に戻ったときの安堵感は何とも言えなかったなあ。

だからこそ最後の章の大円団が物足りなかったです・・・。
この締め付けられるような痛さをすべて「良かった!」にしてくれるには
些か淡泊だったような・・・。別に悪くはないんですけど・・・。
何か脆く崩れてしまいそうな読後感でした(どういう例え)


全体的にポエミーな感じで進むし
人によってはだいぶ読みづらく感じるかもしれないです。
そして主要人物が故人を含め5人いるのですが
ほとんどが男同士ということに葛藤を持っていないので
それはどうなんよ・・・ってちょっと思いましたが
ハイジさん絵のキャラクターはとってもかっこかわいかったので
ありかな、と納得しました。ハイジさん絵はほんと素晴らしかったな~!

サブキャラの本宮と円城寺・・・スピンオフで出ないかな。
特に円城寺は眼鏡です。あーハイジさんの挿絵本当に良い。

杉原さんだと、高星さん絵の「世界が終わるまできみと」がすごく好きなのですが
これに匹敵するくらい好きです。
杉原さんの書く、回想シーンがもうたまらなく好きなんです。

とにかく切ない。胸が締め付けられるほど切ない本です。
絵もとっても可愛いですし、オススメしたいかも!!
10年以上の片思いと紆余曲折。読み応えはあります。



硝子の花束 (幻冬舎ルチル文庫 す 2-4)
杉原 理生 / / 幻冬舎コミックス
☆☆☆☆
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by syukarin71 | 2008-08-23 22:59 | BL小説レビュー

37℃    杉原理生

昨日は祖母の家に泊まりにいったのですが
めちゃめちゃおいしいもの食べまくってお腹壊しました。
ソフトクリームにプリン3つにチーズケーキに果物に・・・。
あーでもそれがまた幸せだったりして。

更にお小遣いまでもらい、帰ってきて本屋に駆け込みました(あれ・・・)
ひょうたさんの不実な男が読みたかったのですが
何故かなかったので密林で注文するとして
ずっと読みたかった杉原さんの本を買いました。

杉原さん・・・あと3日後にはルチルで新刊が出ますよね。


で、この本は、またちょっと違った趣がある作品でした。

10年以上前の関係がもう一度・・・みたいな話です。
劇団員×銀行員。どちらも30代です。
過去の話に戻ったり、よりを戻すだの戻さないだのの話になったり。

これは一人称が「私」で地の文が進行するんですよね。
BLの中ではなんだか珍しい感じもします。
なんだか国語の授業に出てくるような文章・・・っていう印象がありました。
最初はかなり慣れませんが次第に対応することはできました。
でも、この進行に加え、杉原さんは独特の文章の書き方をしているので
はまれば最強なんですが、はまれなかったらすぐに投げちゃう可能性があるかもです。

自分は杉原さん好きなので、かなりワクワクして読めましたが。

しかし・・・この2人の過去の話と再会するまでは好きなんですけど
繋がるところと、繋がってからがどうも納得いかなかったです。
特に妙な「引き」のあるラストは・・・ちょっと何で?と思ったかも。
読後感ってすごく重要だなあと思ってしまいました。

でも、微妙なテンションの受けはすごく好きです。
痛くされないと嫌・・・という性癖はとても面白かった。
後半はなんだか普通の純愛っぽくなってしまったけど。

過去の2人・・・良かったんだけどなあ。
終わりが見えているというのがたまらなかったです。
ちょっと惜しい作品でした。

北畠さんの絵はとても素敵でした。


37℃ (SHY NOVELS 206)
杉原 理生 / / 大洋図書
☆☆☆(3.5)
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by syukarin71 | 2008-08-15 21:43 | BL小説レビュー

便乗企画!この作家のこの1冊

aya-meさんの記事を自分でもやってみようと思います。
読んだことのない作家さんがいるので少し作家さんを変えて。
縛りやルールなどはaya-meさんちに倣いました。

読んだことのない作家さんが何人かいたので
そこは自分で変えて・・・。
全員オススメの作家さんです。

それではGo

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by syukarin71 | 2008-08-13 20:33 | BL小説レビュー