カテゴリ:BL小説レビュー( 128 )

タイミング  新堂奈槻

家族揃ってキャッツアーイ♪

道民にしかわからないと思いますが
自分は北海道のゲーセン・カラオケ店の「キャッツアイ」のCMが大好きです。
もうあれが流れるだけで胸が躍ります。

すっごい普通のCMなんです。だけど・・・だけど・・・

5人の男の微妙なイケメン具合(Bluckっていう北海道のダンスユニットなんだって)
最低限文化的な宣伝内容。妙なテンション。
もうキャッツアイに行きたくなる!カラオケは平日も休日も値段が同じだよ!

同士いないでしょうか。
知っている!っていう人、待っています。
ていうかBluckって有名なの?自分全然知らんよ。。


で、今日は新堂奈槻さんの「タイミング」を読みました。
5月のディアプラスの新刊です。
お目当てだった高遠さんの新刊がなかったため
もともと買うつもりはなかったものの表紙の眼鏡君に惹かれ購入しました。
スピンオフ作品だそうですが、前作を知らなくてもわかるそうなので。

あらすじを見ると高校生モノなんです。
だけど・・・いつの間にか高校を卒業し
気付いてみれば攻め(高校の時の先輩)は就職していて。

最初は儚げな話なのかな?と思ったら
だんだんと受けの性格が崩壊していって・・・。
文の中には「!?」が溢れ出ています。うーん・・・好みじゃない。

くっつくまでに6年かかるんですよね。
だからなんか展開が急というかなんというか。
うーん・・・前作を読んでいたらまだそうは感じなかったのかなあ?
攻めの黒川という人物は良いヤツなのかどうなのかさえ掴みきれませんでした。
肝心の告白も呆気なく終わっちゃったし・・・。
ページの薄さに比例して内容も薄かったです。うーん。

まあでも・・・ディアプラスらしさが出ていたのは良かったなあと思います。
ディアプラスらしい爽やかな作品が好きな人にはまあ読んで損はないでしょう。
前作読んでいたら少し感想も変わるのかな??


タイミング (新書館ディアプラス文庫 188)
新堂 奈槻 / / 新書館
☆☆(2.5)
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by syukarin71 | 2008-05-12 22:34 | BL小説レビュー

B.L.T  木原音瀬

今日はやけに小説が書きたくなる日で
授業中、教師同士のBLとか書いて楽しんでいました。
うん。とても有意義な過ごし方だなあ。
高校生なら誰でもやっていますね!あれ?おかしい?

おっさん同士の話を書くのはとても楽しいということに気付きました。
今日書いたのは、そういう人が集うバーで出会ってしまって
見て見ぬ振りをしたものの、結局その後繋がってしまったという体育教師同士の話です。
うん。自分こういう世界観好きだなあ。
ニューヨークニューヨークでこういうの出てきましたよね。泣けてくる。。


で、昨日は木原さんのB.L.Tを読みました。
どんな作品か全く知らなかったのですが・・・。
痛くはない木原さん・・・ですがやはり一筋縄ではいかないな~と感じました



33才書店の店長×19才の大学生

前編は受けが中学生のとき、出会ってうわーってなる話で
後編はまた再会してうわーってなる話です。


でも、メインカプは幸せなんです。
確かに中学生時代の北澤(受け)はまだまだ子供で
一方的に連絡を断ち切ったりして大宮(攻め)をボロボロにしたりましたが
まあ結局はその遠回りが、再会した後の2人を繋げたわけですし。

北澤がやけに大人っぽい物言いをするようになっていたのは
結構びっくりでしたが、それでもエッチシーンはすんごい萌えました。
大宮の北澤に対する愛がすごくってこっちが恥ずかしくなるくらい!
この2人は木原さんには珍しい「純愛」だなあと感じてしまったり。

が・・・そこで終えてくれないのが木原さんなんです。。


大宮は現恋人・千博と別れようとするのですが
もうその恋人が自殺未遂だのなんだのやりたい放題(==;
メンヘラ度100%です。
だって千博はこれまで浮気だの好きなことをしていたのに
いざ別れるとなるとこれなんだもん。メンヘラこえー!と本気で思いました。

そんな感じで一番いいクライマックスは
全部このメンヘラとの愛と憎しみの物語となりました。。
終盤の北澤の影の薄さっていったらありゃしない。

まあ・・・これはこれで面白かったですが
消化不良という面も結構あるかも。

どうやら同人誌で続編があるそうですね。
続編読みたい・・・!!
その内リブレで再版されて、ついてきたりするのかな~?


B.L.T (ビーボーイノベルズ)
木原 音瀬 / / ビブロス
☆☆☆
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by syukarin71 | 2008-05-09 20:42 | BL小説レビュー

ウミノツキ(いつき朔夜)

いつきさんの新刊はまた違ったスパイスの話でした。
前々作の「八月の略奪者」が恐竜とかの考古学だったのですが
今回は、復元船による航海プロジェクト。また理科系だ!
そしてタイからの留学生との恋。主人公は海軍の末裔。

言葉にすると何のことやらサッパリですが
そこに関しては安心できるいつきさんの本。
説明が丁寧だけど堅苦しくなくワクワクしながら読めました。
新しい知識が手に入る喜びというのでしょうか。
水軍とかオールとかロマンですよね。

カラダから始めるピュア・ロマンスとありますが
ストーリーも変わっていれば関係も変わっています。
なんか・・・一目惚れとはいえいきなりゲイになるし。。
なんか・・・アレンは情熱的に誘ってくるし。。
なんか・・・やけに2人のエッチシーン萌えるし!
しきりに「小ぶりなそこ」って出てきたなあ。

佐々木久美子さんのイラストが
とっても気合い入っていてすっごくすっごく好みでした。
えちーしーんの絵にはすごく萌えました(*´▽`*)


漂流寸前のドキドキ展開もありますし
小説としてとても面白かったです。
ああでも自分は最後のタイで過ごす話がとっても好きです。
南国って良いなあ・・・なんて。


いつきさんやっぱり好きだと感じた一冊でした。
次の文庫は「スケルトン・ハート」かな。
工学部の話です。実験助手です。不倫アリです。
雑誌掲載分だけだとちょっと物足りなかったので書き下ろし部分に期待♪


ウミノツキ (新書館ディアプラス文庫 183)
いつき 朔夜 / / 新書館
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by syukarin71 | 2008-03-23 21:18 | BL小説レビュー

スローリズム(杉原理生)

杉原さん半年ぶりの新刊は
タイトル通り・・・の話でした。。
いや楽しいことは楽しかったのですが
読むのにすごーく疲れた。
じれったーい話が好きな人には文句なしにオススメです・笑

スローリズム (幻冬舎ルチル文庫 す 2-3)
杉原 理生 / / 幻冬舎コミックス

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by syukarin71 | 2008-03-22 21:24 | BL小説レビュー

恋は甘いかソースの味か  久我有加

これ去年の8月に出たのですが
買おうかなーどうしようかなーと悩んで結局スルーしたのですが
結局今回買ってしまいました。

面白かったです!
久我さんはやはり芸人モノが面白いですが
それに匹敵するくらい面白かったかも。
ほっこりと心が温まってしまうような話でもありました。
そしてお腹が空きます・・・笑


恋は甘いかソースの味か (新書館ディアプラス文庫 166)
久我 有加 / / 新書館

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by syukarin71 | 2008-02-03 20:41 | BL小説レビュー

美しいこと(下)  木原音瀬

同士よ!!
さあ叫ぼう!

寛末氏ね!!!!!!!!!

ああスッキリ笑

いやね。
puriさんとこ見たときからこうなりそうなのはわかっていたのですが予想以上でした。
予想以上すぎる!!
もう何度踏んづけてやりたい気分になったか!!!!
BLにおいてナチュラルにこんなにイライラさせられたのは初めてです。
これが木原節か・・・!!とある意味で納得。
ああもう一度言おう。寛末氏ね!


美しいこと(下) (Holly NOVELS)
木原 音瀬 / / 蒼竜社

何が言いたいか自分でもわからない感想
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by syukarin71 | 2008-02-01 21:36 | BL小説レビュー

キスができない、恋がしたい

同じルチルの「恋愛証明書」とスピンオフ?的な作品ですが
単体で読んでも大丈夫でした。
恋愛証明書読みたくなっちゃった…。
友が持っているといつか借りようと思ったもののなかなか機会がなかったんですよね。

大満足の一冊でした!


フリーのSE(理系皮肉眼鏡)×ライブハウスで働く少しおバカな青年のお話です。
はるひんがあとがきで、すごく楽しんで書いたとだけあって
全体的にコメディタッチで(初めての行為は実験だったり)さくさく読んでいけました。
少しおバカといっても何も突拍子のない行動に出るわけでもないので安心。
そして終盤には「1人」のせつなさが伝わってきて少し涙も・・・。

自分はるひんをハチミツ浸透圧で好きになったのですが
ノリとしては近いかもわかりません。
テンプレ通りかもしれないけど
はるひんのテンプレって何かが好きなんです・・・!!

あとこの作品ははるひんの好きな要素が詰まっているなあとも感じました。
高校の時は進学校・・・だとか理系っぽい眼鏡だとか。。
うん・・・自分もすごい好きなんですけどね。

今→過去→今と繋がっていく感じも好きでした。
綿密な人生設計と建てていく眼鏡にキュンとしたり。
あの辺は更生計画だったのかなあ。しかし3ヶ月のおあずけは可哀相です。。

脩にも魅力を感じました。
段々と変わっていく姿って良いな。

2人はあの後夢の国で楽しめたでしょうか。
続編にもちょっと期待してみたい作品です。

しっかしはるひんは本当に安定感あるなあ。
多作なのにぶれないってすごいことだと思います。



キスができない、恋をしたい (幻冬舎ルチル文庫 さ 2-13)
崎谷 はるひ / / 幻冬舎コミックス
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by syukarin71 | 2008-01-23 21:02 | BL小説レビュー

セックスフレンド

直球なタイトルってすごく買いづらいですよね。
でも内容は至って普通(?)で地味目・・・というよりは
色々とえらいことが起きているのに淡々と進むこれまた不思議なテイストがする話でした。
いや九月さんの小説って結構「あれ?」って行動するの多いから
いつも通りっちゃいつも通りなのかもしれません。

ああ、でも今回は舞台が架空の町でした。
九月さんといえば桜木さんに勝るとも劣らない
地元愛作家というイメージがあるので。。

タイトルになっているんですがあんまり「セックスフレンド」は関係ないと思います。
受けがものすっごいクールというか無気力なやつで
攻めのモデルにされるがままに家に住まれされるがままに体を触られ・・・
だけど無反応!という受けです。KOOLだ。

で、そんな「好きなものはない」という主人公は
バイト先のバーの店長(当て馬)に告白され・・・付き合ってしまいます。
同居人と体を繋いでいるのに彼氏がいる・・・。
この辺がセックスフレンド要素だったのでしょうか。
うーん・・・でもよくわからない。

だけど、行為シーンはすごく好みでした。
冷静な受けがよがる姿が好きです・・・!!
あと奉仕されるのは嫌だっていう攻めも良かったです。

後編は見事なまでの当て馬回でした。

セックスフレンド (キャラ文庫 ひ 2-5)
菱沢 九月 / / 徳間書店
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by syukarin71 | 2008-01-14 11:32 | BL小説レビュー

不条理な男

全然関係ないのですがストッパーがストリッパーにしか見えません。

そんな感じで
すっごい久しぶりの樹生さんです。
ほんといつ以来だろ。ベイビー・ブルーを古本で読んで以来?
初めての作家さんなのでやはり愛着はあります。

そしてX文庫ホワイトハートも久しぶり。
アナリスト以来??掴みづらいレーベルでもあります。
月夜の珈琲館とか読んでみたい作家さんもいるんですけどね。

で・・・相変わらず感想に困るというか
これは多分ギャグ小説なんですよね。
とにかく会話のループが多くって
無粋な突っ込みだと感じつつも「不条理だ!」と叫びました。
ピザといいたくあんといい。そこら辺のエピソードも面白かったです。
すらっと読めたので面白い小説なんでしょうが
そこは安易には納得したくない・・・そんな小説。
意外とラブラブだったのにも驚きでした。

ある意味エンターテインメントな小説じゃないでしょうか。
淡々と三人称で描かれていてそこがなんか良いです。
BLとして考えるのが厳しいです。
だって明人が完全に惚れているんだもの!
明人の完璧な愛人ぷりにびっくりです。なんだかんだで甘い明人が好きだなあ。
そして最後に反撃に出た明人が良かったです。

サブキャラクターも良いですね。
サブキャラ目当てに続編にも興味が・・・。
一体どんな風になったのでしょうか。
ヤンデレとおぼしき彼女が特に気になります・・・笑
祥子に恋していた弁護士の榊原はどうなったのでしょうか。

文章は非常に読みやすいです。
不条理な(たまにトンキチな)樹生さんの世界が好きな人は良いかと。
どこか納得いかない作品が好きな人にはたまらないでしょうね。
奈良さんの絵も麗しいものです。


室生家十八代次期当主、室生邦衛、二十一歳は世が世ならお殿さまと呼ばれる男である。特技は一瞬の恋。しかも相手選ばず、所構わず…。そんなマイウェイ男の幼馴染み・滝沢明人の悩みは、自分に対する邦衛の異常なまでの独占欲だ。友人が明人の肩に触れることも許さなければ、自分のデートにまで連れていくのだ!!俺っていったい何!?日々、邦衛に振りまわされる明人に明るい未来は訪れるのか?不条理ラブ登場。


不条理な男 (X文庫ホワイトハート)
樹生 かなめ / / 講談社
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by syukarin71 | 2008-01-12 22:49 | BL小説レビュー

教えてよ

特に大した考えずに買ったのですが
「現在治療中」と多少リンクしている作品でした。
葉田のその後がわかって嬉しかったです。桜木さんにとってもお気に入りのキャラなのかしら?
作品同士でリンクしているのって素敵ですよね。

そんな感じで北大(恐らく)歯学部の学生×講師のお話です。
2004年の作品なんですが、この頃の金ひかるさんの絵は好きだなあ。
金ひかるさんの書くワンコっぽい感じの男が好きです。

で、物語は口腔外科学?の追々試に合格できなければ留年!というところで
つきっきりで補習をしてくれたことから始まります。
永野(受け)に完全に惚れ込んでしまい、そして永野と会う口実を作ったりするために
勉強に目覚めていく利仁(攻め)が可愛かったです。

永野もまた言葉っ足らずなやつで
そしてたまに突拍子のない行動に出てきますが
それもまた愛ゆえのことだからまあ許してやってもいいかな。(何様)

「俺って愛されていないのか・・・!?」
と思い悩んでぐるぐるシーンはすごく多いです。
そういう風に悩む年下攻めが好きな人にはオススメかもしれません。
あと冷静で軽くあしらってしまうけど実は・・・な感じの眼鏡が好きな人にも是非。

あとがきにはあとり先生のことが書かれています。
何故だかこっちまで泣けてきてしまいます。


教えてよ (ディアプラス文庫)
桜木 知沙子 / / 新書館
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by syukarin71 | 2008-01-11 17:50 | BL小説レビュー